正倉院展に行ってきました ～後編～

いざ、正倉院展へ！
正倉院を見に行こう
東大寺へ
駅まで100円バス
帰路

いざ、正倉院展へ！

　最終日、いよいよ正倉院展に。２０２４年正倉院展は入場時間が決められていました。一番早い時間は８時半からの入場だったようです。いとたちは９時入場のチケットでした。列に並ぼうとすると、「この列は８時半から入場の方の列です。８時半からの入場チケットをお持ちでない方は列に並ばないでください。」って言われました。すぐそばに大きな休憩所があったので、９時チケットの列ができるまで待ちました。

　９時ちょっと前になると列は整然と作られ、押し合いへし合いのようなことは全くありませんでした。９時からのチケットは９時から９時半前までの時間で入場できます。まったく待ちたくない方は９時１５分くらいに列に並ぶといいのではないかと思いました。

　中に入ってみると、思ったより混雑していませんでした。今回は有名な展示品がなかったそうで、あんまり人気がなかったみたい。そして、外国人の方は一人もいなかったのも原因かもしれません。チケットは事前に売り切れしてしまったものが多かったようで、当日チケットも無いようでしたし、外国の方がチケットを入手するのは難しいようです。　

　いとはミュージアムショップでのお買い物が大好き。特別感があるし、思い出にもなるから。今回入手したかったグッズはお魚の形の箸置き。奈良時代、貴重なガラスを使ってお魚の形の装飾品を作るなんて発想あったんだ！よくみると、そのお魚の顔がかわいい。奈良時代から、日本人はゆるキャラ作ってたんだなーと思い、今回の旅行の思い出お土産はお魚グッズでと思っていました。
　しかーし！売り切れ・・・。聞けばネットで買えるらしく、補充が間に合わないとのことでした。なので、もし正倉院展でどうしてもゲットしたいグッズがある方は、現地で購入しようと思わずネットで購入した方がいいのかもしれません。

正倉院を見に行こう

　今回の旅の目的はむーに正倉院は何なのかを知ってほしいというものです。正倉院を見ずには帰れません。改めて考えると、いと自身も、まあさも正倉院を見たことがないことが判明しました。そして、正倉院はいつでも見られるものではなく、この正倉院展の期間だけ特別拝観できるそうです。倉庫なんだから、いつでも見られると思ってました。
　正倉院展の会場から東大寺の正門へ向かい、東大寺の脇を通り過ぎていきます。・・・結構遠！！！いつになったら着くの～！？と思いつつ１５分くらい歩いたでしょうか。やっと入口発見しましたよ！

　初めての正倉院を見た感想は「おっきーーー！」でした。その重厚さと美しさにしばしうっとりしてしまうほど。実は正倉院は２階構造で、右・左・真ん中でも区切られています。中を区切って湿気やカビから貴重品を守っていたそうです。どうりで大きいわけだ。よく見ると、真ん中と左右の壁のつくりが違います。中の貴重品だけではなく、正倉院そのものも美しい建物でした。ちょっと足を延ばして拝観する価値は十分あります。ちなみに、むーは正倉院がなんなのか理解できたようです。今回の旅の目的達成！

東大寺へ

　帰り道に東大寺があったので、そこにも寄ってみました。ここは外国人の方がたくさんいて大変な混雑でした。大仏様に日ごろの感謝を伝え、さて柱の穴はどこかな？東大寺の柱の1つには穴が開いていて、そこをくぐれると無病息災になれるという言い伝えがあります。確か穴の大きさは大仏様の鼻の穴の大きさとおなじだとどこかで聞いたような・・・。
　あ、あったと思ったら大行列でした。むーにやらせてみようかと思ったのですが、あまりの混雑に断念。気を取り直して御朱印帳に記帳していただきました。

駅まで100円バス

　東大寺から駅まで歩けないわけではないが、歩きたくないー！東大寺から正門までの間にバス停を発見。絶対駅まで行くバスあるでしょ！？と思い調べてみると、案の定ありました！お手洗いの近くにあるので、見つけやすいと思います。しかも乗車料100円とは何ともうれしい。この日は非常に混んでいたので30分遅れの出発となりました。前日は奈良時代の衣装を着た方の行列が行われており、外国人の方が殺到して2時間以上遅れて運行していたそう。心配な方はバス会社の方に聞いた方がよさそうです。

　余談ですが、この日は気温が高く直射日光を浴びていると眩暈がしそうなくらいでした。鹿さんたちが木陰にたくさんいました。鹿さんがたくさんいるということは落とし物も沢山。外国人の方がおもいっきり踏んでしまったらしく、どうしましょ～！？と悲しみに暮れていました。景色を楽しみつつ、足元にもお気を付けください。